手作りするのが当たり前と思っていました。
きっと母親が洋裁のプロで色々なものを作ってくれたからそう思うようになっているのだと思います。
なので我が子が幼稚園、小学校と入園、入学する時には
「全部じゃなくて良いから少しでも自分の手作りグッズを持たせたい!」
と自然に考えていました。
入園グッズを手作りして感じた良かった事
手作りの上靴入れを6年間使ってくれた娘
編み物を始めたばかりの頃にたこ糸で作ったうさぎの上靴入れ。タコ糸とかぎ針で編むウサギの上履き入れ
作った当初は大満足な出来栄えだと思い娘に託しましたが時が経ち娘は高学年、私も編み物スキルも上達しまして。
よく見ると編み方間違ってるしフェルトで作った鼻は結構ボロボロになってきてるしタコ糸だから案外重たいし…
他のシンプルなやつに変えようか?
と聞いたのですが「変えんでいいよ!」とボロボロになっても手作りのウサギの上靴入れを6年間使ってくれた娘。
そして中学生になるのと同時に入れ違いに下の子が小学校に入学。
その下の子にもこのたこ糸で編んだウサギの上靴入れを使ったらいいとお薦めするのです。
そんな気に入ってくれてたのかと嬉しい気持ちになり理由を聞いてみました。
編み物で作った上靴入れは珍しいらしく、1年生の頃からみんなの注目の的だったそうです。
「可愛いね!」
「お母さんが作ってくれたよ!」
「お母さんすごいね!」
と沢山褒められ続けていたんだとか。
自分(娘)も褒められ、母も褒められ上靴入れもかわいい、という嬉しいの連鎖が生まれていたのです。
なるほど…!!!
作って良かったなと私もとても嬉しかったです。
母を褒められると子供は嬉しい
自分の話なのですが、小学生低学年の頃に自宅で誕生日会を開いた事をとてもよく覚えています。その日は10人くらいの友達が家に来てくれてみんなからプレゼントをたくさんもらいました。
そのお返しにと母が手作りのレッスンバッグを作ってくれていたのです。
手作りとは思えないほどのクオリティの高さに驚いたのか、お返しに手作りバックというチョイスにびっくりしたのか…
理由はわかりませんが、お友達はとても喜んでいたことを覚えています。
そして時は経ち、社会人になったくらいの時に偶然そのお誕生日会に参加してくれた友達と遭遇しました。
その時に何年も経っているのに私の誕生日の日にちを覚えている事、母の手作りバッグが嬉しかった事を忘れられないと伝えてくれました。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
自慢の母です。
娘も同じような感覚なのかな、と気付きました。
嬉しいですね。
なぜ入園グッズを手作りするのか
入園グッズのサイズ規定がある場合は手作り必須
ここまで気持ちの問題をツラツラと述べましたが、手作りしなければいけない理由はただ一つ。「幼稚園指定のサイズがあるから」です。市販品では用意できない入園グッズを揃えなければいけない事は多々あると思います。
私は手作りが苦手では無いですが布小物を作るのは楽しくありません。
なのでずっと作っていると辛い…
辛い…
ということで布小物たちは母にお願いして作ってもらいました。
さすがプロです。上の子3年ちょい、下の子4年弱、合計8年間もの間手作りの入園グッズを使用しましたが壊れる事ありませんでした。
色は褪せましたが。
素晴らしい技術。
入園グッズを手作りする最大の理由
嬉しいからこれにつきます。
子供も親も嬉しいんです。
子供のことを褒めてもらうと嬉しいように、子供も親のことを褒めてもらうととても嬉しいものなのです。
今後も迷惑にならない程度に手作りグッズを作ろうと思います。
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